星田南病院

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院長のあいさつ

 当院は、交野市における和敬会の病院として、1985年に開院いたしました。この地は、豊かな緑に恵まれて、近くには生駒山地が広がっています。この穏やかな環境のもと、近隣住民の皆様のご健康を守るために、外来部門においては内科、小児科、耳鼻咽喉科の諸疾患に対し、医師を始め医療スタッフが、新しい技術と知識を常に習得し、日々、誠意をもって診療に努めております。入院部門は60床の一般病棟を有しており、長期療養の患者様を中心に、快適な入院環境を提供しています。リハビリテーションにも力を入れており、5人の理学療法士により一人一人の入院患者様の状態に応じて必要なサービスを提供し、機能の維持・改善を図っています。また介護部門では、2000年に、星田南病院ケアセンターを建設して、通所リハビリテーション(要介護状態にある高齢者が施設に通い、理学療法士、作業療法士等の専門スタッフによる「機能の維持回復訓練」や「日常生活動作訓練」および入浴、排せつ、食事等の介護が受けられるサービスを行い、送迎もいたします。)および通所介護(要介護状態にある高齢者が施設に通い、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練、体操・レクリエーション等の様々なプログラムを日帰りで行い、送迎もいたします。)の事業所を開設し、さらに同施設内に介護支援センターを開設し、介護支援専門員が介護保険サービスを受ける要介護者の在宅介護に関する相談や計画、連絡・調整を総合的に引き受けています。またホームヘルパーステーションにおいては、ホームヘルパー(ケアスタッフ)が訪問して身体介護や生活援助を行い、介護を必要とする高齢者にサービス提供を行っています。

 人間においては、精神と肉体は密接な関係を持っています。肉体が不調をきたすと、心までもが優れなくなり、生活環境の中にそれが反映されてしまいます。一方、心のあり方によって、疾病が引き起こされることもあるでしょう。もちろん、体質遺伝、食生活、日々の生活態度も、病気の発生に大きく関係しています。そのように、現れた結果である病気に対応するのが医療行為であり、疾病による苦痛を和らげて、新しい人生を送る手助けをするところが病院といえるでしょう。市民の皆様の幸福な人生のために、我々の病院がその一助となることができれば幸いと考えます。

星田南病院 院長 福嶋康臣